東北日本=北米プレート説(読み)とうほくにほんほくべいプレートせつ

最新 地学事典 の解説

とうほくにほんほくべいプレートせつ
東北日本=北米プレート説

northern Honshu=North American plate hypothesis

東北日本-北海道西部が北米プレートの一部をなしているとする説。1983年に中村一明と小林洋二が独立に提唱。従来は,これらの地域はユーラシアプレートに属し,ユーラシア-北米のプレート境界は北海道中軸を通るとされていた(M.E.Chapman et al.,1976)。中村は日本海東縁の第四紀地殻変動やサハリンへつながる地震活動から,北米-ユーラシアプレート境界が日本海東縁へ転移しているとした。小林は日本海東縁が伸長応力場にあった中新世後期にプレート境界が発生し,北米-ユーラシアプレート境界が転移したと考えた。1983年5月26日に発生した日本海中部地震(M7.7)で,この説は急速に受け入れられるようになった。その後,東北日本は北米ではなくオホーツクプレートであるとする説も出ている。参考文献:中村一明(1983) 震研報,Vol.58

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参照項目:オホーツクプレート
参照項目:日本海東縁プレート境界説

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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