最新 地学事典 の解説
にほんかいとうえんプレートきょうかいせつ
日本海東縁プレート境界説
eastern margin of the Japan sea plate boundary hypothesis
日本海東縁北部がプレート収束境界をなすとする説。1983年に中村一明と小林洋二が独立に提唱。日本海東縁北部に沿って地震活動があり,それがサハリンへ連続すること,海底に収束を示す逆断層の地形・活構造がみられることに基づいて提唱された。中村(1983)は,プレート物質境界として日本海東縁の海底の最も深い所をとり,南方へは富山湾を通ってフォッサマグナにつながるとした。沈み込んだスラブは地震学的にはみられず,まだ沈込みの初期の段階にあると考えられる。参考文献:中村一明(1983) 震研報,Vol.58
執筆者:瀬野 徹三
参照項目:東北日本=北米プレート説
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

