東双代村(読み)ひがしそうたいむら

日本歴史地名大系 「東双代村」の解説

東双代村
ひがしそうたいむら

[現在地名]富山市双代町

北陸街道(巡見使道)富山城下新庄新しんじようしん町とのほぼ中間にあり、街道南側に沿っている。集落西側を加賀・富山両藩の藩境をなす赤江あかえ川が流れ、対岸は富山藩領西双代村、東方に荒川あらかわ村・新庄新町町並が続く。本来は単に双代村と称し、東双代村は富山藩領の同名村と区別するための通称。江戸初期はすべて加賀藩領であったが、万治三年(一六六〇)の領地替の折に赤江川西岸が富山藩領となる。明暦二年(一六五六)の村御印留では草高八三石、免四ツ四歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android