東和泉村(読み)ひがしいずみむら

日本歴史地名大系 「東和泉村」の解説

東和泉村
ひがしいずみむら

[現在地名]成田市東和泉・新泉しんいずみ

西和泉村の東に位置し、北は荒海あらみ川を挟み成毛なるげ村。もと和泉村の一部で、天和二年(一六八二)同村が東西に分村して成立。領主変遷は西和泉村と同じ。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高二五三石余で、以後変わらない。ほか享保一六年(一七三一)に西和泉村と共有の切添新田として成立した幕府領両水りようすい新田があり、幕末の当村分は二六石余(旧高旧領取調帳)。同八年の淀藩領郷村帳によれば、小物成として夫役永六九四文余・栗代永二三文・林下刈銭鐚一四八文・山銭鐚一貫六六文があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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