日本歴史地名大系 「東坪村」の解説 東坪村ひがしつぼむら 鳥取県:西伯郡名和町東坪村[現在地名]名和町東坪小竹(こだけ)村の北西、伯耆街道筋に集落が形成され、北は日本海に臨む。坪村とも称した(伯耆民諺記)。集落は上坪(うわつぼ)・下坪(しもつぼ)に分れ、下坪を伯耆街道が通る。拝領高四四八石余。給人所付帳によると乾氏の給地があった。延享三年(一七四六)の汗入郡御通筋村々厘付帳(門脇家文書)によれば、高四八九石余、うち永荒高引四石余、新開高九二石余、土免五ツ八歩・請免五ツ三歩六厘。藪役銀二匁七分、猟運上銀一〇匁、塩浜運上米四石八斗が課せられている。家数六〇、男二九二・女二七〇、牛五〇・馬一〇。天保三年(一八三二)の山林反別は七反余(藩史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by