日本歴史地名大系 「東宇塚村」の解説 東宇塚村ひがしうづかむら 鳥取県:八頭郡智頭町東宇塚村[現在地名]智頭町東宇塚五月田(ごがつでん)村の西方、周囲に釈(しやく)山や那岐(なぎ)山がそびえる山間地に位置し、土師(はじ)川上流域右岸の段丘上に集落が広がる。嘉暦四年(一三二九)六月二五日、「千土師郷東方上村うつか谷の百姓等」は領主称名(しようみよう)寺(現神奈川県横浜市金沢区)に所当や公事を偽って過少申告していないことを誓った起請文(武本為訓所蔵文書)を提出している。この文書に署名している藤原真延ら一〇人の百姓は宇塚(うづか)谷の名主と考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by