日本歴史地名大系 「東小橋村」の解説 東小橋村ひがしおばせむら 大阪府:大阪市東成区東小橋村[現在地名]東成区東小橋一―三丁目・玉津(たまつ)二―三丁目、生野(いくの)区鶴橋(つるはし)一―二丁目など中道(なかみち)村の南に隣接する木野(この)村(現生野区・天王寺区)北部の名称。「摂津志」に「木野 属邑一」とある属邑にあたり、江戸時代を通じて木野村の中に含まれ、一村として高付されることはなかった。しかし比売許曾(ひめこそ)神社には慶長一二年(一六〇七)の摂州欠東成郡木之村内小橋検地帳が蔵され、延宝五年(一六七七)の木野村検地帳(東成郡誌)にも「東小橋」の村名がみえるので、かなり早くから小村ながらまとまっていたとみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by