東尾岐村(読み)ひがしおまたむら

日本歴史地名大系 「東尾岐村」の解説

東尾岐村
ひがしおまたむら

[現在地名]会津高田町東尾岐

東尾岐川と源田げんた(源太沢)流域の山間部に小集落が点在し、北は尾岐窪おまたくぼ村、南東結能ゆいのう峠・檜和田ひわだ峠を越して下野街道大内おおうち宿(現下郷町)。小名が一〇あり、本村の東二町にみや、南三町に地頭方じとかた、地頭方の南三〇間に馬場ばば、馬場の南二町三〇間に水沢みずさわ、馬場の南七町一〇間に戦場たたかいば、戦場の南東五町四〇間に勝負沢しようぶさわ、本村の北三町に大神沢おおかみざわ、大神沢の北四町にだい、台の北三町に遅沢おそざわ、遅沢の北六町に関根せきねがある。そのほか端村六があり、水沢の南二五町に茗荷平みようがだいら(南東七町二〇間の中屋敷を含む)中屋敷なかやしきの南六町に檜皮ひわだ(檜和田)、勝負沢の南東一〇町三〇間に唯能ゆいのう(結納)、遅沢の西一〇町三〇間に清水しみず、水沢の南西一四町二〇間に西沢にしざわ(源太谷を含む)西沢の南二〇町三〇間に大平おおだいら(中臼を含む)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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