東帰(読み)とうき

精選版 日本国語大辞典 「東帰」の意味・読み・例文・類語

とう‐き【東帰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 東の地にもどること。
    1. [初出の実例]「士卒皆歌思東帰。皆があちきなぶしを歌て東帰したがるぞ」(出典史記抄(1477)七)
  3. 特に、日本京都から東京にもどること。
    1. [初出の実例]「其前に慶喜さんが東帰(トウキ)して来たときに」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉王政維新)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android