東後屋敷村(読み)ひがしごやしきむら

日本歴史地名大系 「東後屋敷村」の解説

東後屋敷村
ひがしごやしきむら

[現在地名]山梨市東後屋敷

西後屋敷村の東に位置し、笛吹川中流左岸の平坦地に広がる。同川支流おも川が村の南境を流れ、南は同川を隔てて休息きゆうそく(現勝沼町)、東は西広門田にしかわだ(現塩山市)中世は後屋敷郷に含まれた。慶長古高帳では高二三一石余、幕府領貞享二年采地簿(臆乗鈔)および貞享―元禄期(一六八四―一七〇四)の川東領分並給人付帳(渡辺一若家文書)では旗本松田領。元禄郷帳には領主名記載なし。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android