日本歴史地名大系 「東房村」の解説 東房村ひがしぼうむら 栃木県:塩谷郡塩谷町東房村[現在地名]塩谷町東房玉生(たまにゆう)村の北、荒(あら)川右岸に位置し、旧高野(きゆうこうや)堀・高野堀が南流する。村名は寺山(てらやま)観音寺(現矢板市)の前身と伝える高原山にあった法楽(ほうらく)寺の、東西の宿坊にちなむという。枝郷に鳥羽(とば)新田がある。宇都宮氏旧臣姓名書に東房村の和気戸左衛門がみえる。慶安郷帳では高一三六石余、田方七一石余・畑方六四石余。寛文一一年(一六七一)の新田畑検地帳(和気則久文書)には四町一反余とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by