日本歴史地名大系 「東日笠村」の解説 東日笠村ひがしひかさむら 千葉県:君津市旧周淮郡地区東日笠村[現在地名]君津市東日笠小糸(こいと)川右岸、西日笠村の東方に位置する。文禄三年(一五九四)の周東郡日笠之村屋敷検地帳(東日笠区有文書)の二冊のうち一冊によれば屋敷合九反余・取米九石二斗、屋敷筆数一四。名請人一四人中には新左衛門尉・太郎左衛門尉・縫殿右衛門尉など武士を思わせる名前が多い。一四筆のほか一間屋敷として天性(てんしよう)院がみえる。同年の上総国村高帳によれば高六三石。寛永一八年(一六四一)から市宿(いちじゆく)村と同じく旗本曾根領。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では家数三三。字市井棚(いちいだな)に日枝神社がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by