西日笠村(読み)にしひかさむら

日本歴史地名大系 「西日笠村」の解説

西日笠村
にしひかさむら

[現在地名]君津市西日笠

上畑うえはた村の南、小糸こいと川上流左岸に位置する。西は同川支流の新女しんによ(高宕沢)を渡り平田ひらた村、東は同じくさくら川で画される。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一七〇石。元禄郷帳では高八九石余、石高減少は平田村分か。天保郷帳でも高八九石余。寛永一八年(一六四一)から市宿いちじゆく村と同じく旗本曾根領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android