日本大百科全書(ニッポニカ) 「東欧文学」の意味・わかりやすい解説 東欧文学とうおうぶんがく ここでいう東欧文学とは、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、旧ユーゴスラビア、ルーマニア、ブルガリア、アルバニアの国々の文学の歴史をいう。あくまで便宜的なくくり方で、これら諸国では、それぞれ異なる歴史と独自の文化を背景にして特色ある文学を生み出しているが、一方、東欧文学の共通な性格としては、15世紀以降の民族独立運動で、各国の文学者たちがつねに指導的役割を演じてきた点を、その一つとしてあげることができよう。[吉上昭三・長谷見一雄][参照項目] | アルバニア文学 | チェコスロバキア文学 | ハンガリー文学 | ブルガリア文学 | ポーランド文学 | ユーゴスラビア文学 | ルーマニア文学 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例