日本歴史地名大系 「東汗村」の解説 東汗村ひがしふざかしむら 栃木県:河内郡上三川町東汗村[現在地名]上三川町東汗鬼怒川西岸の低地に位置し、西境の一部を雀(すずめ)川、村の中央を谷(たに)川が南流する。南は西蓼沼(にしたてぬま)村・東蓼沼村、東は鬼怒川を隔てて芳賀(はが)郡(現真岡市)に接する。明治期以降の戸祭求馬覚書(戸祭文書)によれば、室町後期から名がみえる戸祭氏の当初の所領は戸祭(とまつり)村(現宇都宮市)・汗(ふざかし)村の高六七貫三七〇文(のち高四〇三石)の地であったという。宇都宮氏旧臣姓名書に村名と小林右衛門の名がみえる。近世を通じて宇都宮藩領。慶安郷帳では田高七四七石余・畑高二八八石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by