東法成寺村(読み)ひがしほうじようじむら

日本歴史地名大系 「東法成寺村」の解説

東法成寺村
ひがしほうじようじむら

[現在地名]福山市駅家えきや法成寺ほうじようじ

西法成寺村の東に位置する。掛迫かけさこ鳥羽とば川西かわにしにかけての山麓一帯に弥生式土器を包含する遺跡が点在し、その背後の山地尾根に多数の古墳群がある。とくに掛迫六号墳からは三角縁神獣鏡や玉類が多く出土、五世紀代の首長墓を推定させる。

当村は江戸初期には安那やすな郡に属し元和五年(一六一九)の備後国知行帳では高三四三石余、「寛文朱印留」でも同郡に属するが元禄一三年(一七〇〇)の検地時品治ほんじ郡とされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む