ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東洋化学」の意味・わかりやすい解説 東洋化学とうようかがく 樹脂加工メーカー。電気化学工業系。塩化ビニル製品を主力とする。 1943年に東京芝浦電気が建設した塩化ビニル工場を前身に,49年東洋繊維,藤倉前線,緑屋の共同出資により設立。 55年電気化学工業の傘下に入る。雨樋などの建築材,工業用塩化ビニルテープのほか,かつら用合成繊維なども生産。光ファイバ用保護材など電子関連資材,高機能樹脂を活用した商品の開発も進めている。売上構成比は,建材 30%,産資包材 31%,環境資材 14%,合繊 14%,開発品ほか 11%。年間売上高 244億 1200万円 (連結。うち輸出 15%) ,資本金 43億 8300万円,従業員数 641名 (1999) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by