東藤泉村(読み)ひがしふじいずみむら

日本歴史地名大系 「東藤泉村」の解説

東藤泉村
ひがしふじいずみむら

[現在地名]米沢市窪田町藤泉くぼたまちふじいずみ

小瀬こぜ村の西に位置し、鬼面おもの川東岸の平地に立地。江戸時代初期までは西藤泉村一村であり、戦国時代には上長井庄藤泉郷。元亀三年(一五七二)三月一日の伊達輝宗安堵状(毛越寺文書)によれば上長井庄「藤いつミ」のうち、鹿股主殿助よりの買地、おきニ鈴木藤六屋敷年貢二貫・米七・番匠免一貫二〇〇文・寺分七〇〇文などを大立目宮内少輔・同五郎に安堵している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android