共同通信ニュース用語解説 「東西ドイツ国境」の解説
東西ドイツ国境
1949年建国の東ドイツは西ドイツとの全長約1400キロの国境線を封鎖し、61年には西ベルリンを囲むベルリンの壁を建設、両国間の全ての国境線を障害物で固めた。壁の長さは155キロ。49年以来、東ドイツから約270万人が流出し、国境遮断が命題だった。東ドイツ国境警備隊の兵員は約5万人で、このうち約1万1千人がベルリンの壁を警備。49年から壁が崩壊した89年まで、東西ドイツ国境で約330人、ベルリンの壁では約140人が命を落とした。(ベルリン共同)
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