日本歴史地名大系 「東谷上村」の解説 東谷上村ひがしだにかみむら 岡山県:勝田郡勝田町東谷上村[現在地名]勝田町東谷上東谷下村の北東に位置。「東作誌」に記す地字は戸国・奥山(おくやま)・灰田(はいた)・駿口(するぐち)・池(いけ)ノ内(うち)・碇谷(いかりだに)。天正六年(一五七八)一〇月一九日の富坂隆保所領目録(富坂文書)に「駿口名組子組領下地事」とみえ、また「一戸国田壱反 六斗弐升内弐升ハ高計・段銭百五十文」「碇谷はこゑんとうのたわを限」とある。美作国郡村高并戸数里程事(武家聞伝記)によると延宝(一六七三―八一)頃と考えられる戸数は碇谷一二・上駿口一〇・下駿口六・金原(かなばら)九・奥山四・戸国一一など。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by