東陽村(読み)とうようむら

日本歴史地名大系 「東陽村」の解説

東陽村
とうようむら

面積:六四・八九平方キロ

八代郡の東北部に位置し、東はいずみ村、南は坂本さかもと村・球磨郡五木いつき村、西は宮原みやはら町と八代市、北は竜北りゆうほく町と下益城しもましき小川おがわ町に接する。東・南部は六本杉ろつぽんすぎ(一一四九メートル)を最高峰とし、おおむね五〇〇―一〇〇〇メートルの九州脊梁山脈があり、大森林資源を擁している。九州山脈を分水嶺とする川水系(氷川・河俣川・小浦川)に沿って村落を形成した山間地帯で、各水系の合流点は当村唯一の平坦地帯を形成し、行政・交通・商業の中心地となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報