日本歴史地名大系 「東青村」の解説 東青村ひがしあおむら 福井県:今立郡池田町東青村[現在地名]池田町東青稗田(ひえだ)村のやや下流、標高四〇〇メートルほどの丘陵上(かみ)ヶ平(だいら)に開けた村。慶長四年(一五九九)に青木大蔵・民部の兄弟がそれぞれ東青・西青の地に入り村作りをしたという。この青木の姓から村名がつけられたと伝える。延宝六年(一六七八)の新検地では田方一反六畝余・畠方八反二畝余、高九・八四四石。元禄八年(一六九五)の明細帳(内藤家文書)には家数五、人数二五とある。水田が少なく焼畑が盛んで炭焼も行われ、榑板を大野方面に販売した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報