松伏村(読み)まつぶしむら

日本歴史地名大系 「松伏村」の解説

松伏村
まつぶしむら

[現在地名]松伏町松伏・ゆめみ一―二丁目・田中たなか一―三丁目

現松伏町域の中央やや南寄りに位置し、西を古利根川が流れる。松伏領一八村の本郷で、天正一八年(一五九〇)の三千石以上分限帳(「天正慶長諸大名御旗本分限帳」内閣文庫蔵)に「松伏領」など一万二千石が下総山崎やまざき(現野田市)に配された岡部長盛に与えられている。田園簿に村名がみえ、田高八五六石余・畑高六〇七石余で、幕府領、ほかに法性院領三石が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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