松元寛(読み)マツモト ヒロシ

20世紀日本人名事典 「松元寛」の解説

松元 寛
マツモト ヒロシ

昭和・平成期の英文学者 広島大学名誉教授



生年
大正13(1924)年6月23日

没年
平成15(2003)年6月5日

出生地
旧朝鮮・京城

出身地
広島県三次市

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部〔昭和23年〕卒

経歴
編集者を経て、昭和26年帰郷、中学校教師に。その後、広島大学助教授、教授を歴任。62年広島修道大学人文学部教授。著書に「日本のハムレット」「シェイクスピアの全体像」「小説家 大岡昇平」「漱石の実験」など。文芸歯車の会”代表も務めた。また、母親が被爆死したことから原爆の問題に関心を持ち、広島大学平和科学研究センター客員研究員も務め、「広島長崎修学旅行案内」「ヒロシマという思想」などを執筆した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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