20世紀日本人名事典 「松園尚巳」の解説
松園 尚巳
マツゾノ ヒサミ
昭和・平成期の実業家 ヤクルト本社名誉会長;ヤクルト球団名誉会長。
- 生年
- 大正11(1922)年7月15日
- 没年
- 平成6(1994)年12月15日
- 出生地
- 長崎県福江市(五島)
- 学歴〔年〕
- 法政大学工業学校〔昭和17年〕卒,法政大学専門部〔昭和20年〕中退
- 主な受賞名〔年〕
- カブラン勲章(ブラジル)〔昭和45年〕,サンフランシスコ法科大サンフランシスコデアシス大賞〔昭和46年〕,サンパウロ大グランクルス章(ブラジル)〔昭和46年〕,ブラジル南十字星勲章〔昭和51年〕,紺綬褒章〔昭和51年〕,サンパウロ名誉市民賞〔昭和52年〕
- 経歴
- 昭和29年ヤクルト関東工場を設立して代表に就任。31年関東ヤクルト製造社長、41年ブラジルヤクルト社長、43年ヤクルト球団オーナー兼社長、45年ヤクルト本社社長となる。62年4月会長兼務。同年7月くも膜下出血で倒れ、63年3月社長を退く。平成3年にはヤクルト本社会長、ヤクルト球団オーナーを共に辞し、名誉会長となる。また昭和52年から長崎新聞社長もつとめた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報