松島半弥(読み)まつしま はんや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松島半弥」の解説

松島半弥(初代) まつしま-はんや

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者
若衆方から若女方に転じ,延宝-天和(てんな)のころ大坂で活躍。延宝8年(1680)座本として「須磨寺開帳」を興行美貌で知られ,大坂随一の女方といわれた。のち役者をやめ,扇子商井筒屋をいとなみ七左衛門を名のったという。俳名は知舟。

松島半弥(2代) まつしま-はんや

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者。
大坂歌舞伎の女方。初代松島半弥の門人元禄(げんろく)6年(1693)江戸で初代市川団十郎の相手方をつとめている。長口上を得意とした。10年大坂にもどったが,以後の消息は不明。初名は初代松島作弥。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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