松林図屏風(読み)しょうりんずびょうぶ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「松林図屏風」の意味・わかりやすい解説

松林図屏風
しょうりんずびょうぶ

桃山時代の画家長谷川等伯代表作。6曲1双の屏風国宝。東京国立博物館蔵。簡潔な構図をもって水墨一色で霧のなかから出現する松林を描く。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「松林図屏風」の解説

松林図屏風

安土桃山時代絵師長谷川等伯の水墨画(16世紀末)。朝靄に煙る松林を屏風画として描いたもの。等伯の代表作の一つとして知られる。六曲一双。国宝。東京国立博物館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android