松橋忠光(読み)マツハシ タダミツ

20世紀日本人名事典 「松橋忠光」の解説

松橋 忠光
マツハシ タダミツ

昭和期の官僚 元・警察庁警視監。



生年
大正13(1924)年11月30日

没年
平成10(1998)年12月11日

出生地
北海道札幌市

学歴〔年〕
小樽経専(現・小樽商科大学)〔昭和19年〕卒,東京商科大学中退,警察大学校卒

経歴
学校を出て海軍主計見習士官に。山下汽船を経て、昭和23年警察大学校入校。警察庁、福岡県警警備部長などを経て、50年警視監で依願退職。59年6月警察庁の不正会計などを内部告発した「わが罪はつねにわが前にあり―期待される新警察庁長官への手紙」を出版、反響を呼んだ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松橋忠光」の解説

松橋忠光 まつはし-ただみつ

1924-1998 昭和時代後期の官僚。
大正13年11月30日生まれ。昭和23年警察大学校にはいり,警視庁,県警の幹部コースをあゆむ。36年アメリカでCIA研修をうける。42年内閣調査室出向,50年警視監で退職。59年回想録「わが罪はつねにわが前にあり」を刊行,警察内部の腐敗を告発した。平成10年12月11日死去。74歳。北海道出身。東京商大(現一橋大)中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「松橋忠光」の解説

松橋 忠光 (まつはし ただみつ)

生年月日:1924年11月30日
昭和時代の官僚。警察庁警視監
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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