松沢兼人(読み)マツザワ ケンジン

20世紀日本人名事典 「松沢兼人」の解説

松沢 兼人
マツザワ ケンジン

大正・昭和期の社会運動家,政治家 元・参院議員(社会党);元・関西学院大学教授



生年
明治31(1898)年1月10日

没年
昭和59(1984)年5月23日

出生地
新潟市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部政治学科〔大正10年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和49年〕

経歴
大正10年大阪市職員に。キリスト教を通じ早くから社会主義運動を志した草創期の活動家。12年から関西学院大文学部教授を務める傍ら神戸市議4期、兵庫県議1期をつとめる。戦後は、日本社会党の旗上げから参加し、昭和21年から連続3期衆院議員、28年から連続3期参院議員。このほか新潟短大、八代学院大の教授、学長を務め、著書に「経済学十講」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「松沢兼人」の解説

松沢 兼人
マツザワ ケンジン


肩書
元・参院議員(社会党),元・関西学院大学教授

生年月日
明治31年1月10日

出生地
新潟市

学歴
東京帝国大学法学部政治学科〔大正10年〕卒

経歴
大正10年大阪市職員に。キリスト教を通じ早くから社会主義運動を志した草創期の活動家。12年から関西学院大文学部教授を務める傍ら神戸市議4期、兵庫県議1期をつとめる。戦後は、日本社会党の旗上げから参加し、昭和21年から連続3期衆院議員、28年から連続3期参院議員。このほか新潟短大、八代学院大の教授、学長を務め、著書に「経済学十講」などがある。

受賞
勲一等瑞宝章〔昭和49年〕

没年月日
昭和59年5月23日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松沢兼人」の解説

松沢兼人 まつざわ-けんじん

1898-1984 大正-昭和時代の社会運動家,政治家。
明治31年1月10日生まれ。大阪労働学校主事兼講師などをへて,大正12年関西学院大教授となる。15年日本労農党に入党し,神戸市議,兵庫県議。昭和21年衆議院議員(当選3回,社会党),28年参議院議員(当選3回)。昭和59年5月23日死去。86歳。新潟県出身。東京帝大卒。著作に「労働組合の基礎知識」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android