松沢卓二(読み)マツザワ タクジ

20世紀日本人名事典 「松沢卓二」の解説

松沢 卓二
マツザワ タクジ

昭和・平成期の実業家 元・富士銀行頭取。



生年
大正2(1913)年7月17日

没年
平成9(1997)年9月8日

出生地
東京市日本橋区蠣殻町(現・東京都中央区)

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和13年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和52年〕,勲一等瑞宝章〔昭和58年〕

経歴
昭和13年安田銀行(現・富士銀行)に入行。36年取締役、38年常務、46年副頭取、50年頭取、56年会長に就任。62年6月相談役となる。全銀協会長、日経連副会長、経団連副会長、経済同友会顧問、国鉄監査委員長の他、中小企業研究センター理事長、経団連評議会議長などを歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松沢卓二」の解説

松沢卓二 まつざわ-たくじ

1913-1997 昭和後期-平成時代の経営者。
大正2年7月17日生まれ。昭和13年安田銀行(のち富士銀行)にはいる。総務部長などをへて,38年常務となり,都市銀行懇話会幹事をつとめる。50年頭取,56年会長。全国銀行協会連合会会長として,譲渡性預金創設につくす。国鉄監査委員長,経団連・日経連副会長をつとめ,金融界論客として知られた。平成9年9月8日死去。84歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「私の銀行昭和史」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「松沢卓二」の解説

松沢 卓二 (まつざわ たくじ)

生年月日:1913年7月17日
昭和時代;平成時代の実業家。富士銀行頭取
1997年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android