松波仁一郎(読み)まつなみ にいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松波仁一郎」の解説

松波仁一郎 まつなみ-にいちろう

1868-1945 明治-昭和時代前期の法学者。
慶応4年1月1日生まれ。海軍・陸軍両省の戦時国際法顧問,海軍大学校教官などをへて,明治33年東京帝大教授。のち日大教授。わが国の海事法学の創始者シベリア出兵,学生の軍事教練などで強硬論をとなえた。昭和20年11月3日死去。78歳。和泉(いずみ)(大阪府)出身。帝国大学卒。著作に「公海法」「日章国旗論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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