松程新田大堰(読み)まつほどしんでんおおぜき

日本歴史地名大系 「松程新田大堰」の解説

松程新田大堰
まつほどしんでんおおぜき

松程村の北西沼平ぬまのたいら(沼ノ平)は標高二二〇メートルで、この開発には堰と堤の構築が必要であった。布施五郎左衛門安歳はこの地の新田開発を思いたち、寛文年中(一六六一―七三)中郷なかごう村より当地へ引越してきた水源として大舟木おおふなぎ沢のなかの沢・きたの沢・南の沢が落合うところを見立て、延宝三年(一六七五)約一里余の堰を掘通した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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