日本歴史地名大系 「板室村」の解説 板室村いたむろむら 栃木県:黒磯市板室村[現在地名]黒磯市板室南・西は百(も)村、東は湯本(ゆもと)村(現那須郡那須町)、北は陸奥国南会津郡。村域の大部分は標高六〇〇―一八〇〇メートルの山地で、村境には白笹(しらささ)山(一七一九メートル)・三本槍(さんぼんやり)岳(一九一六・九メートル)などがある。那珂川上流や、その支流沢名(さわな)川・湯(ゆ)川などが南へ流れ下る。地区は南北に細長く、板室(板室本村)・阿久戸(あくと)・塩沢(しおざわ)(板室温泉)・三斗小屋(さんどごや)宿・三斗小屋温泉の五地区からなる。もとの集落は那珂川左岸段丘上の阿久戸と、少し離れた高原に発達した板室(板室本村)にあった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by