板宿村(読み)いたやどむら

日本歴史地名大系 「板宿村」の解説

板宿村
いたやどむら

[現在地名]須磨区板宿町一―三丁目・前池町まえいけちよう一―六丁目・飛松町とびまつちよう一―五丁目・平田町ひらたちよう一―五丁目・大黒町だいこくちよう一―五丁目・戎町えびすちよう一―四丁目・大田町おおたちよう一―四丁目・寺田町てらだちよう一―三丁目・菊池町きくいけちよう一―二丁目・宝田町ほうでんちよう一―三丁目・養老町ようろうちよう一―三丁目・川上町かわかみちよう一―三丁目・神撫町じんぶちよう一―五丁目・永楽町えいらくちよう一―三丁目・禅昌寺町ぜんしようじちよう一―二丁目・明神町みようじんちよう一―五丁目・板宿、長田ながた庄山町しようやまちよう一―四丁目

大手おおて村の東、六甲ろつこう山地西部山麓の妙法寺みようほうじ川流域を占める。村南部を山陽道が通り、山陽道から分岐した三木みき街道(太山寺道)妙法寺川沿いに北へ向う。「平家物語」巻九(樋口被討罰)によれば、寿永二年(一一八三)の冬頃、一ノ谷付近から生田いくた(現中央区)にかけて布陣した平氏軍のうち「板屋ど・須磨」などの守備軍は山陽道・南海道一四ヵ国から召集された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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