デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板屋兵四郎」の解説 板屋兵四郎 いたや-へいしろう ?-? 江戸時代前期の治水家。加賀(石川県)小松町の人。算術,測量の才で金沢藩主前田利常に登用され,寛永9年(1632)上辰巳(かみたつみ)から金沢城まで8kmの辰巳用水を完成させる。その功により士分にとりたてられ,のち越中富山の用水路開削にも従事。子孫は代々小松町の肝煎(きもいり)をつとめた。本姓は下村。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例