板状斜交成層(読み)ばんじょうしゃこうせいそう(その他表記)tabular cross-bedding, tabular cross-stratification

岩石学辞典 「板状斜交成層」の解説

板状斜交成層

上面底面が平らで平行な斜交層(cross-strata)のセット[Lahee : 1952, McKee & Weir : 1953].斜交成層を作る層理で,前面層が集って単位堆積層を作る場合に,その単位堆積層の基底面が平面をなす場合をいう.これに対して基底面が平面でなく,船底型であるときは溝状斜交成層(trough cross-bedding)という[木村ほか : 1973].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む