枕を振る(読み)まくらをふる

精選版 日本国語大辞典 「枕を振る」の意味・読み・例文・類語

まくら【枕】 を 振(ふ)

落語家などが本題にはいる前の短い話をする。
魔都(1937‐38)〈久生十蘭〉二二「真名古の言葉を待ってゐるのだが、真名古はマクラだけふって置いて以来杳として音沙汰がないので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「枕を振る」の意味・読み・例文・類語

まくら・る

落語などで、本題に入る前に短い話をする。

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