音沙汰(読み)オトサタ

デジタル大辞泉 「音沙汰」の意味・読み・例文・類語

おと‐さた【音沙汰】

(多く下に打消しの語を伴う)便り。連絡。また、訪れ。「別れて以来何の音沙汰もない」
[類語]便り音信沙汰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「音沙汰」の意味・読み・例文・類語

おと‐さた【音沙汰】

  1. 〘 名詞 〙 たより。消息。音信(おんしん・いんしん)
    1. [初出の実例]「仲間を脱けて一人儲けしようでな。音さたなしの俄宿替(にわかやどがへ)と」(出典浄瑠璃博多小女郎波枕(1718)中)

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