枕付(読み)まくらづく

精選版 日本国語大辞典 「枕付」の意味・読み・例文・類語

まくら‐づく【枕付】

  1. 男女の共寝する部屋は枕を並べ付けて寝るところから、「妻屋」にかかる。
    1. [初出の実例]「吾妹子と 二人吾が寝し 枕付(まくらづく) 嬬屋(つまや)の内に 昼はも うらさび暮し 夜はも 息づき明し」(出典万葉集(8C後)二・二一〇)

まくら‐づけ【枕付】

  1. 〘 名詞 〙 死者枕頭に供えること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「死人にそなへし枕づけのぐもつ」(出典:浄瑠璃・蝉丸(1693頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む