林原耕三(読み)ハヤシバラ コウゾウ

20世紀日本人名事典 「林原耕三」の解説

林原 耕三
ハヤシバラ コウゾウ

大正・昭和期の英文学者,俳人 元・明治大学教授。



生年
明治20(1887)年12月6日

没年
昭和50(1975)年4月23日

出生地
福井県丸岡町

旧姓(旧名)
岡田

別名
俳号=林原 耒井(ハヤシバラ ライセイ)

学歴〔年〕
東京帝大英文科〔大正7年〕卒

経歴
明治40年漱石門下となり「木曜会」に参加、漱石の本の校正、全集刊行にも参画。大正9年松山高校、14年台北高校、昭和3年欧州留学、法政大を経て15年明大教授、東京理科大教授、明大人文科学研究所長を歴任。この間句作は続け、大正13年臼田亜浪に師事、「石楠」同人として活躍。著書は句集「蜩」「梅雨の虹」「蘭鋳」「一朶の藤」のほか、「俳句形式論」「芭蕉を越ゆるもの」、随筆「漱石山房の人々」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林原耕三」の解説

林原耕三 はやしばら-こうぞう

林原耒井(はやしばら-らいせい)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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