林古渓(読み)ハヤシ コケイ

20世紀日本人名事典 「林古渓」の解説

林 古渓
ハヤシ コケイ

明治〜昭和期の歌人,漢詩人,国漢文学者



生年
明治8年7月15日(1875年)

没年
昭和22(1947)年2月20日

出生地
東京・神田

本名
林 竹次郎

学歴〔年〕
哲学館

経歴
明治30年代の新仏教徒同志会の運動に活躍し、「新仏教」を編集。また、詩誌「漢詩」の編集、清白詩会を創立し、詩誌「清白詩艸」を刊行した。松山高教師、立正大学教授等を歴任歌集に「わが母」「松山風竹」「わが歌千首」、研究書に「万葉集外来文学考」「壊風藻新註」「平仄辞典」。「浜辺の歌」「昼」などの作詞を手がけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林古渓」の解説

林古渓 はやし-こけい

1875-1947 明治-昭和時代の歌人,国漢文学者。
明治8年7月15日生まれ。林大(おおき)の父。京北中学にながくつとめ,昭和8年立正大教授となる。詩誌「漢詩」を編集し,歌誌「わがうた」を主宰唱歌「浜辺の歌」の作詞者。昭和22年2月20日死去。73歳。東京出身。哲学館(現東洋大)卒。本名は竹次郎。著作に「万葉集外来文学考」,歌集に「わがうた千首」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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