林大(読み)ハヤシオオキ

デジタル大辞泉 「林大」の意味・読み・例文・類語

はやし‐おおき〔‐おほき〕【林大】

[1913~2004]国語学者。東京の生まれ。国立国語研究所所長国語審議会委員を務め、常用漢字表制定現代仮名遣い改定など多くの国語政策に携わった。編著「日本語百科大事典」ほか

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関連語 学歴

20世紀日本人名事典 「林大」の解説

林 大
ハヤシ オオキ

昭和・平成期の国語学者 国立国語研究所名誉所員・元所長。



生年
大正2(1913)年5月18日

没年
平成16(2004)年3月3日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大文学部国文学科〔昭和12年〕卒,東京帝大大学院〔昭和14年〕修了

主な受賞名〔年〕
勲二等瑞宝章〔昭和58年〕

経歴
昭和41年文部省初等中等教育局視学官、47年主任視学官、49年国立国語研究所日本語教育部長を経て、51年所長に就任。58年名誉所員。日本語教育学会会長、新村出記念財団理事長などを歴任。国語審議会委員を長く務め、常用漢字制定、現代かなづかい改訂審議などで中心的役割を果たした。51〜54年国語学会代表理事。また、「日本国語大辞典」「言泉」を監修・編集した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林大」の解説

林大 はやし-おおき

1913-2004 昭和-平成時代の国語学者。
大正2年5月18日生まれ。林古渓の子。昭和24年から国立国語研究所員,51年所長。国語審議会の委員として,常用漢字の制定,現代仮名遣いの改定などにかかわった。外国人への日本語教育などにもつくした。平成16年3月30日死去。90歳。東京出身。東京帝大卒。編著に「日本語百科大事典」。

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