林大八(読み)ハヤシ ダイハチ

20世紀日本人名事典 「林大八」の解説

林 大八
ハヤシ ダイハチ

大正・昭和期の陸軍少将



生年
明治17(1884)年9月15日

没年
昭和7(1932)年3月1日

出生地
静岡県浜松

出身地
山形県

学歴〔年〕
陸士卒

経歴
陸軍少佐時代は麻布第3連隊に属し秩父宮所属の大隊長を務める。大正13年満州(中国東北部)軍閥張作霖傘下の吉林督軍(軍事長官)張作相の顧問となり7年間務め、有数の中国通であった。昭和6年陸軍大佐となる。満州事変の時、歩兵第7連隊長として従軍し、7年3月上海で戦死、少将に進級した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林大八」の解説

林大八 はやし-だいはち

1884-1932 大正-昭和時代前期の軍人
明治17年9月15日生まれ。大正13年満州(中国東北部)軍閥張作霖(ちょう-さくりん)傘下の吉林督軍(軍事長官)張作相(さくそう)の顧問となる。昭和6年陸軍大佐。満州事変のとき,歩兵第七連隊長として従軍し,昭和7年3月1日上海で戦死。49歳。少将に進級。山形県出身。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む