林昌院(読み)りんしよういん

日本歴史地名大系 「林昌院」の解説

林昌院
りんしよういん

[現在地名]春日井市田楽町

阿遮羅山大定だいじよう寺と号し、高野山真言宗。寺伝によれば、天文二一年(一五五二)僧恵明が大和国より来り、不動明王を安置創建した。本尊の秋葉三尺坊大権現は清須きよす(現西春日井郡清洲町)にあったもので、桶狭間おけはざまの戦に信長戦勝を祈願したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android