林昌院(読み)りんしよういん

日本歴史地名大系 「林昌院」の解説

林昌院
りんしよういん

[現在地名]春日井市田楽町

阿遮羅山大定だいじよう寺と号し、高野山真言宗。寺伝によれば、天文二一年(一五五二)僧恵明が大和国より来り、不動明王を安置創建した。本尊の秋葉三尺坊大権現は清須きよす(現西春日井郡清洲町)にあったもので、桶狭間おけはざまの戦に信長戦勝を祈願したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android