デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林東溟」の解説 林東溟 はやし-とうめい 1708-1780 江戸時代中期の儒者。宝永5年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩校明倫館で山県周南にまなぶ。大坂,京都で塾をひらき,上方ではじめて徂徠(そらい)学を講じた。弟子鍋島公明の偽作事件に関連し,服部南郭らに排斥された。安永9年9月25日死去。73歳。長門出身。名は義卿。字(あざな)は周父。通称は周助。著作に「詩則」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例