デジタル大辞泉 「枚手」の意味・読み・例文・類語 ひら‐で【▽枚手/▽葉手/葉=盤】 大嘗会だいじょうえなどの際、菜菓などを盛って神に供えた器。数枚の柏かしわの葉を竹ひごなどで刺しとじて円く作ったもの。後世、この形の土器かわらけをもいう。枚次ひらすき。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「枚手」の意味・読み・例文・類語 ひら‐で【枚手・葉手・葉盤】 〘 名詞 〙 大嘗会(だいじょうえ)などの時、菜菓などを盛って神に供えた器。数枚の柏の葉を並べ、竹のひごなどでさしとじて円く平たく作ったもの。後世では、この形の土器(かわらけ)をもいう。ひらすき。枚手〈晴翁漫筆〉[初出の実例]「箸と比羅伝(ヒラデ)〈此の三字は音を以ゐる〉とを多に作りて」(出典:古事記(712)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例