枯寂(読み)コジャク

デジタル大辞泉 「枯寂」の意味・読み・例文・類語

こ‐じゃく【枯寂】

[名・形動]淡々としてものしずかなこと。また、そのさま。「枯寂山居

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「枯寂」の意味・読み・例文・類語

こ‐じゃく【枯寂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 淡々としてものしずかなこと。ものさびしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「後来必至於厭人事、楽枯寂、遠日用、而廃人倫」(出典童子問(1707)上)
    2. [その他の文献]〔元好問‐鹿泉新居詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「枯寂」の読み・字形・画数・意味

【枯寂】こせき

もの寂しい。金・元好問〔鹿泉新居二十四韻〕詩 生の懷(くわいはう)、山に向つて盡き 老氣崔嵬(さいくわい)、助けるが如し 巖居は枯寂、市は喧(けん) 喧寂兩(ふた)つのに、差(やや)趣

字通「枯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android