柏本村(読み)かしもとむら

日本歴史地名大系 「柏本村」の解説

柏本村
かしもとむら

[現在地名]東白川村五加ごか 柏本

白川の中流域右岸に位置し、東は神土かんど村、西は宮代みやしろ村、南は下野しもの村。年未詳四月一二日の中山直守・内藤正吉連署書状(村瀬俊二氏所蔵文書)に「かしもと申所より坂下迄、路次筋一段悪由申来候」とあるが、当地をさすか不明。慶長郷帳では高八一石余。正保郷帳では田方四二石余・畑方三八石余で、ほかに新開高四二石がある。慶長検地では一一三石余で、貢租率は四ツ六分四厘余、定納高は山年貢ともに五二石余であった(交告文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む