事典 日本の大学ブランド商品 「柚子の力」の解説
柚子の力
大分大学(大分県大分市)の大学ブランド。
産学官共同開発商品の柚子飲料。経済産業省の平成19‐20年度地域資源活用型研究開発事業「日田産ユズの免疫制御成分を活用したアレルギー軽減飲料の開発」において、工学部・石川雄一准教授を中心に、日田市第三セクターの株式会社つえエーピー(日田市)・大分県立看護科学大学(大分市)・ファームテック株式会社(佐伯市)との共同研究から生まれた。以前から知られていた柚子皮の健康成分を引き出すため抽出技術を開発し、エキスを凝縮させることに成功した。1本当たり生柚子5個分程度の皮エキスが含まれている。これに蜂蜜・米黒酢・柚子果汁の有機酸を加え、柚子風味がさわやかな飲料に仕上げられた。水か湯で8~10倍に薄めて飲用する。製造量が限られているため通販のみの取り扱いであるが、大分大学生活協同組合・大分県立大学生活協同組合などでも試験的に販売されている。価格は、500ml入り3150円(税込)。株式会社つえエーピー取り扱い。なお、「柚子の力」は、2009(平成21)年9月に商標登録済(第5265865号)。権利者は、株式会社つえエーピー。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報