酸性をもっている有機化合物の総称。無機酸(鉱酸)に対する用語であり、鉱物から得られる酸である無機酸に対して、動植物界から得られる酸を有機酸とよんだのが語源である。酸性をもつ有機化合物にはカルボン酸RCOOH、スルホン酸RSO3H、フェノールArOH(Arは芳香族基)、エノールおよびエンジオールなど多種類の化合物が知られていて、これらはすべて広い意味の有機酸である。
しかし、有機酸として古くから知られている化合物には、酢酸、酒石酸などのカルボン酸が多いので、狭い意味ではカルボン酸をいう。カルボン酸はカルボキシ基-COOHをもつ化合物の総称である。
[廣田 穰 2016年11月18日]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...
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